新月の願い事の書き方|静かに整えて、願いを置いておく夜
新月の夜って、
“決めたい”のに、まだ決めきれない気持ちが残っている。
そんな揺れが、ちゃんとある。
お願いごとを書くというより、
「いまの本音を、紙の上に一度置いておく」。
RITONALは、新月をそんな夜として扱います。
このページでは、言い切りや根性論ではなく、
静かに続けられる「書き方」と置き方をまとめました。
月明かりのそばに置かれたノートとペン
新月に願い事を書くのは、未来を“決める”ためじゃない
新月に何かを書きたくなるのは、
気持ちの奥で「切り替えたい」が起きるから。
でも、未来を強く決めようとすると、
書いた瞬間から、ちょっと苦しくなることがあります。
願いは「握る」より「置く」
いまの自分の本音を、紙に移す
しばらく寝かせる
ふと読み返したとき、自然に整っている
新月は、その“置き場所”を作りやすいタイミング。
それだけで十分です。
書く前に1分だけ:「いまの自分」に戻る準備
願い事は、焦って書くほど、他人の声が混ざりやすい。
だから、書く前に1分だけ。
1)スマホを裏返して、視界から消す
「誰かに見せる」前提を外します。
願いは、まず自分のもの。
2)呼吸を3回だけ深くする
それだけで、言葉が少し落ち着きます。
3)今日の気分を一言にする
くもり
風つよめ
しずか
ざわざわ
ひだまり
これが、そのまま“願いの温度”になります。
ノートに今日の気分を一言だけ書いたページ
新月の願い事の書き方:いちばん続く「3ステップ」
ここは“正解”じゃなく、続く形。
書くほど軽くなる、を目標にします。
STEP1:いまの本音を1行で書く(願いの前に)
願い事の前に、まず現在地。
例:
「最近、ずっと急いでる気がする」
「ほんとは、休みたいのに休めてない」
「ちゃんと好きって言えないまま、時間だけ過ぎてる」
STEP2:願いを「〜したい」ではなく「〜でありたい」で書く
行動目標にすると、すぐ詰まります。
まずは状態。
例:
「わたしのペースで話せる」
「安心して眠れる夜が増える」
「好きなものを好きと言える」
STEP3:最後に“小さな一歩”を1つだけ添える
新月の願いは、いきなり大きくしない。
一歩は小さいほど、叶いやすい。
例:
「寝る前に、5分だけ照明を落とす」
「朝、1行だけメモする」
「今日は、ひとつだけ断る」
※「やらなきゃ」になったら、消してOK。
願いは、あなたを縛るためのものじゃない。
書き方のコツ:願いが散る人ほど「テーマは1つ」でいい
願いがいくつも浮かぶ人ほど、
紙の上がにぎやかになって、逆に何も残らなくなる。
テーマは1つだけ(今夜のいちばん)
こころ(落ち着き)
しごと(集中・境界線)
恋(やさしさ・素直さ)
からだ(休息)
迷ったら、受け皿に預けるのもあり:
願いが散る人の受け皿:願い別:mental
うまく書けない夜のための「型」(そのまま写してOK)
文章が出てこない夜は、型があると助かります。
“自分の言葉”が戻ってくるまでの、仮の橋。
型A:やさしい宣言
「わたしは、___でありたい」
「そのために、今夜は___をする」
「できない日があっても、責めない」
型B:手放しの宣言(重さを減らす)
「もう___を抱えすぎない」
「___を、少しだけ置く」
「代わりに、___を選ぶ」
※「手放し」は浄化ガイドとも相性がいいです:
“手放し”として読む:ガイド:cleansing
余白の多いノートとペン、書き終えた静けさ
書いたあとの「置き方」:願いを育てるのは、余白
新月の願い事は、書いた瞬間に完成しなくていい。
むしろ、置いておくことで育つことが多い。
1)見える場所に置くか、しまうかを選ぶ
見える派:机の端、ノートの1ページ目
しまう派:封筒に入れて引き出しへ
どっちが正しい、はありません。
“気がラクなほう”が正解です。
2)読み返すのは「次の新月」でもいい
毎日見返すと、願いが管理タスクになります。
新月の願いは、もっとゆっくりでいい。
よくある質問(新月の願い事Q&A)
Q. 願い事はいくつ書いていい?
たくさん書いてもいいけど、残すのは1つがおすすめ。
“今夜のいちばん”だけ残すと、心が整います。
Q. ネガティブなことを書いてもいい?
いい。
むしろ先に書いたほうが、願いが澄みます。
「いまの本音」は、願いの材料。
Q. 書いたのに叶わない気がしてつらい
願いは、結果のチェック表じゃない。
書いたこと自体が「整える時間」です。
叶う/叶わないの前に、呼吸が深くなったなら、それで十分。
もし今夜、言葉がまだ揺れているなら。
「3分だけ」石と過ごす方法もあります。
新月のリトライム(ムーンストーン):リトライム:newmoon-moonstone
願いが散る人の受け皿:願い別:mental
まとめ:新月の願いは、未来の自分への“置き手紙”
新月の願い事の書き方は、シンプルでいい。
いまの本音を1行
「〜でありたい」で願いを書く
小さな一歩を1つだけ
書いたら、置いておく
新月のリトライム(ムーンストーン):リトライム:newmoon-moonstone
“手放し”としての整える時間:ガイド:cleansing
願いが散る人の受け皿:願い別:mental
あなたの願いが、今夜の紙の上でいったんほどけて、
明日のあなたが、少しだけ呼吸しやすくなっていますように。