新月のリトライム|ムーンストーンと“願いを置いておく”3分間
新月の夜。
何かを始めたい気持ちはあるのに、言葉にすると急に軽くなる。
だから今日は、願いを「叶える」より先に、そっと置いておく。
ムーンストーンは、“揺れ”を否定しない石。
迷いもため息も、そのまま抱えたまま、静かに整える時間へ。
(ムーンストーンの意味とイメージ:石図鑑:moonstone)
月明かりの窓辺に置かれたムーンストーンとノート
このリトライムが向いているシチュエーション
新月は、無理に「前向き」にならなくていい日。
“はじまり”というより、余白が戻る日です。
こんな夜におすすめ
頭の中が散らかって、願いがまとまらない
「こうなりたい」はあるのに、言葉にすると遠くなる
決めきれない自分を責めそうになる
誰かの期待と自分の本音が、少しズレている気がする
新月の願い事の“書き方”を、もう少し丁寧に読みたい人へ:
ガイド:newmoon-wish
準備するもの
全部そろわなくて大丈夫。
今のあなたが用意できる範囲でOKです。
ムーンストーン(ブレスでも、粒でも)
ブレスのページ:ブレスレット:moonstone
小さな紙(メモ帳でOK)とペン
置くための布 or 受け皿(ハンカチでも)
タイマー(3分測れれば何でも)
あると気分が整うもの(任意)
白いお茶(白湯、ハーブティーなど)
小さな灯り(間接照明、キャンドル風ライト)
リトライムの流れ(STEP1〜3)
「ちゃんとやる」じゃなくて、
“戻ってくる”ための3分です。
STEP1:置く(30秒)
ムーンストーンを、布の上に置きます。
手の中で握りしめない。まずは置く。
その瞬間だけ、肩を落として。
ふっと息。
STEP2:書く(1分30秒)
紙に書くのは、立派な願いじゃなくていい。
いちばん小さい本音を1行だけ。
例)
「無理して笑わない」
「わたしのペースを守る」
「好きなものを、好きって言える」
「ちゃんと休む」
「出会いを急がない」
「仕事の中で、自分を見失わない」
ここで迷ったら、こう書いてもいい。
「まだ言葉にならないけど、整えたい」
STEP3:預ける(1分)
書いた紙を折って、ムーンストーンのそばへ。
“叶える”じゃなくて、預ける。
手のひらを胸に当てて、息を3回。
最後に、目を閉じて終わり。
言葉のサンプル
命令じゃなくて、つぶやき。
声に出しても、心の中でも。
「急がなくていい」
「今日は、置いておくだけ」
「揺れてるままでも、わたしは進める」
「ちゃんと大事にしたい」
「わたしの本音、どこ?」
「戻ってきた。ここに」
言葉が出ない日は、ひとことだけ。
「……大丈夫」でも十分です。
起きやすい心の動きと、やさしい注意点
1) “ちゃんと書けない”焦り
書けなくても失敗じゃない。
書けない日は、心が疲れているだけ。
一行も書けないなら、代わりにこうする。
「今日のわたしは、休ませる」
2) たくさん書きたくなる
新月は、増やすより、整える。
書きたいことが多いほど、最後に“核”を1行だけ残す。
3) すぐ結果を欲しくなる
この3分は、結果を取りに行く時間ではなく、
心の姿勢を整える時間です。
相性の良い石・アイテム
ムーンストーンは、やさしく受けとめる石。
合わせるなら、「静けさ」を邪魔しないものが似合います。
ノート(1行だけ書ける小ささ)
布(石の居場所を作る)
やわらかい灯り(明るすぎない)
ムーンストーンの“表情”をもう少し知りたい人へ:
石図鑑:moonstone
「手放す」導線を、1回だけ
新月のリトライムは、願いを書く前に
余計なものを置いていく感覚が合う人もいます。
その“整え方”を、やさしくまとめたページ:
ガイド:cleansing
(※ぜんぶやらなくてOK。気になるところだけで大丈夫)
今日の3分とおとも守り
▼このリトライムと一緒に読みたいページ
新月の願い事の書き方:ガイド:newmoon-wish
ムーンストーンの意味とイメージ:石図鑑:moonstone
ムーンストーンブレスレット:ブレスレット:moonstone
折った紙とムーンストーンが小さな灯りのそばに置かれている
さいごに
願いは、がんばって握りしめるほど、逃げていく夜があります。
だから新月は、置いておく。
ムーンストーンが、
あなたの“揺れ”をそのまま受けとめて、
静かに整えてくれますように。